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「離乳食をあまり食べてくれない。」
「好き嫌いが激しくてどうしたらいいか分からない。」
「遊び食べをして集中して食べてくれない。」
離乳食時期ってほんと悩みが尽きませんよね。
娘は警戒心が強く、初めて食べる物はお口に合わないとそれ以上食べなくなります。
これは私の失敗談なんですが、離乳食でお悩みのママは「食べさせる」事に一生懸命になっていませんか?
離乳食本で「離乳食の本当の目的」について読んだ時は、目から鱗でした。
スムーズに進まない離乳食も、見方を変えるだけでずいぶん気持ち的に楽になります。
あんなに離乳食嫌いだった娘も、今では何でもパクパク食べられるようになりました。
今回は、悩み多き離乳食期を乗り越えるための心構えや、好き嫌い、遊び食べの対処法をご紹介します。
コンテンツ
離乳食はなぜ必要?
なかなかスムーズに進まない離乳食。
「こんな事ならもうずっと母乳で良いじゃないか!」と嘆きたくもなりますが、そういうわけにもいきません。
生後6か月を過ぎるころには、母乳に含まれる成長に必要な栄養分はガクッと減ってしまいます。
リン、カルシウムは大幅に減り、鉄分とタンパク質も出産前後の50%に。
また、10か月から1歳前後の一時期、赤ちゃんは乳糖を分解しにくくなって気持ちが良くない状態になります。
「飲むと気分が良くないからご飯を食べよう」って自然と卒乳していくんですね。
離乳食の真の目的
栄養のことも考えながら手間暇かけて作った離乳食。赤ちゃんが拒否しても、ついつい「全部食べさせないと!」と、頑張って食べさせようとしていませんか?
私はしていました。離乳食から栄養を補給してもらないと!って必死だったんです……。猛反省!
子供の味覚には「楽しい!」「好き!」という感情が密接に関係しています。
離乳食の真の目的はご飯の時間の楽しさを教える事!
とりあえずこれさえ出来てれば、あまり食べてくれなくてもまぁ良しとしましょう!自分のためにも。
私の場合、子供が食べ残した離乳食を見るとすごく悲しい気持ちになってました。
「また食べてくれなかった。」と、落ち込んでは食材を変えてみたり、味を変えてみたり、試行錯誤の日々。
それでも食べてくれないから、悩みまくって離乳食がかなりストレスでした。
でもある日、育児書で「離乳食の目的は完食する事じゃない。」というのを見て、心が楽になりました。
大切なのは「噛む練習をすること」と、「ご飯の時間が好きになること」
少ししか食べてもらえなくても、少しでも食べた事をちゃんと褒めてあげる事にしたら少しずつ子供もご飯の時間に笑顔が増えるように!
前までは「何としても食べさせないと」という気迫を感じて怖かったのかも。
小さい子供にとって心理的な要素や環境がおいしさにつながるので、食事の時の雰囲気が楽しいと、苦手な物もつられて食べられたりするものなんです。
今は、離乳食をあげる時はとにかく「楽しい雰囲気」をかもし出す事だけを考えるようにしてみましょう。
無理に食べさせないように注意!
食事=つらい、楽しくないと認識して、食事自体が嫌いになる可能性があります
離乳食中遊び食べして悩んでるんだが
食べないでキョロキョロしたり立ち上がったり、好奇心が外に向いてきたら、たくさん残していても切り上げてOK!
子供が食事に集中できるのはせいぜい10〜15分程度。
この時期はお行儀やマナーを無理強いする時期ではないので、遊び食べを始めたらササッと食事を片付けちゃいましょう。
幼稚園や保育園でお友達と食事するようになると座って食べるマナーがちゃんと身につきますよ!
好き嫌いが激しくて悩んでるんだが
好き嫌いをして作ったものを食べてくれないとストレスになりますよね。
子供が好き嫌いをするのは、食べ物にある色や形、匂いがある事に気付けている証拠。
「好き嫌いがあるのは感性が豊かな証拠なんだ」と思うと気持ち的にもかなり楽ですよ。
「ブーっ!」されても広い心で床を拭き拭き出来ます。
おわりに
離乳食期間中は悩みが尽きませんが、これはみんな経験する事で、全く悩まずに離乳食完了するほうが珍しいんです。
「こんなに大変なのはうちの子だけじゃないんだ!」って思うと少しだけ気が楽になりませんか?
離乳食は母乳やミルクしか飲んでなかった赤ちゃんが「食べる」という事に慣れる期間。
「ちゃんと全部食べさせなきゃ!」って焦る必要なんて無いんです。
今はとにかく、楽しい食事の環境を作ってあげることだけを考えて、赤ちゃんに食事の楽しさを教えてあげてくださいね♪
大丈夫!離乳食の悩みはいつか絶対に、ウソみたいに無くなるときが来ます。
離乳食でお悩み中のママの心が少しだけでも軽くなりますように。
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