「赤ちゃんにたくさん話しかけてあげてください。」
って、よく聞くけど、どんなことを話せば良いんだろう……?
そんな経験ありませんか?
子供に慣れている人なら、大人と会話する感覚でどんどん赤ちゃんとコミュニケーションをとっていきますよね。
でも、私は子供ができる前は、赤ちゃんや小さい子供と触れ合う機会がほとんど無くて赤ちゃんへの声がけが苦手でした。
1歳ころになると言葉も色々と理解してくれているから、意識しなくても声がけができるけど、0歳の頃って、話しかけても無反応だったりするから難しい。
そこで、赤ちゃんへの声がけの方法を色々と調べてみる事にしました!
そして知ったのが、
一見無反応に見える赤ちゃんも、顔をじっと見つめるのは、赤ちゃんからの「サイン=言葉」だという事。
赤ちゃんの気持ちになって、今どんな事を考えてるかを実況してみたり、これからする行動を声に出して言ってみる….といったように、日常的な何気ない事を声に出してあげるだけでもOKみたいです。
この記事では、もっと詳しく赤ちゃんへの声かけの重要性や、語りかける際のコツについてご紹介していきます。
コンテンツ
赤ちゃんへの声かけの大切さ
赤ちゃんは、大人との日常的な関わりの中で言葉を習得していきます。
たくさん話しかけるとそれだけ赤ちゃんの脳が育ち、言葉を話せるようになるのが早くなるとも言われています。
アメリカ科学振興協会の研究で、親と子供との会話が、子供の学習能力の土台を築く、脳における重要な発達を促すことが分かっています。
日常生活での何気ないやりとりや声かけは、赤ちゃんの脳にとても大きな影響がある事が分かりますね。
また、赤ちゃんとの日常的な関わりは、言葉だけでなく、赤ちゃんに安心感も与えてくれるんだとか。
「何か話してあげなきゃ!」と気負って言葉数が少なくなるくらいなら、日常的な何気ない言葉をシャワーのように浴びせてあげる事の方が良いようですね。
赤ちゃんとのコミュニケーションは成立する!
0歳の頃って、まだ言葉のキャッチボールができないからあまり話しかけなくても良いや〜なんて思っちゃいますけど、言葉の話せない赤ちゃんでも、ちゃんとコミュニケーションは成立するそうです!
赤ちゃんって、泣いたり、笑ったり、人の顔をじっと見つめたりしますよね?
それらは全て、赤ちゃんから大人へ発しているサイン。つまり、言葉と同じものなんです。
例えば、泣いて不快感を伝えたり、嬉しい時はニコッと笑ったり。それを見た大人もニッコリ笑い返したり。
赤ちゃんから送られるサイン(=言葉)に大人が反応していると言うことは、赤ちゃんと言葉のキャッチボールはできていると言う事!
これを知って、「なるほど〜」と納得しました。
以前、赤ちゃんとじーっと目を見つめてにっこりし合っていると、不思議心が通じ合ったような気分になったからです。
コミュニケーションの手段って、言葉だけとは限らないですよね。
私もこのことに気づいてからは、声をかけてあげる以外に、頭を撫でてあげたり、見つめてあげたりと、言葉以外のコミュニケーションもとるように心がけました。
赤ちゃんへの声かけが苦手…コツは?
それでも赤ちゃんへの声がけは少し苦手・・・という場合、以下の4つの方法がオススメですよ。
赤ちゃん目線で共感する
赤ちゃんへの声かけが苦手な人は、一度赤ちゃん目線になってみてはいかがでしょうか?
赤ちゃん目線で共感することに意識を置くと、難しいとは感じなくなるはずです。
例えば赤ちゃんがお外を見ている時、
「今日は良い天気だね。」
「きれいなお花が咲いてるね。」
といった感じで、赤ちゃんの気持ちに共感して、実況するような感じです。
何か話さなきゃ!って使命感で接するのではなく、赤ちゃんに寄り添うスタンスで良いと思います。
慣れてくると、自然に言葉が出てくるようになりますよ♪
私も今では、独り言のようにまわりで起こることを実況しながら話しかけています。
あいさつをする
語りかけの基本はあいさつ。
挨拶なら誰でも簡単にできますよね。1日の始まりは、赤ちゃんの目をしっかりと見つめてあげながら挨拶から始めてみませんか。
「おはよう」「おやすみ」の他に、
お出かけの時は「いってきます」
お出かけから帰ると「ただいま」
といったあいさつを習慣にする事で、生活にメリハリもついてきますよ。
赤ちゃんのまねをする
「あー」「うー」と声を出すようになったら、そのまま赤ちゃんの言葉をまねしてみるのも効果的でしたよ!
赤ちゃんは、自分の言葉にママが反応してくれた事が嬉しくて、声を出す事に楽しさを覚えます。
うんうん。とうなずいてあげながらまねっこしてあげると、嬉しくていっぱいおしゃべりしてくれたり、赤ちゃん語での会話を楽しめますよ♪
④今からする行動を伝える
おむつを替える時、ミルクをあげる時、ねんねの時、何か行動をする前に、赤ちゃんに今から何をするのか伝えてあげて下さい。
「おむつ替えようね。」「お尻を拭くよ。」
「お風呂に入ろうね。」「頭洗うよ。」「お顔をふこうね。」
といった具合に、日常的に声かけをしてあげてからお世話をするようにしてみて下さい。
1歳を過ぎると、日常的に聞いていた言葉を理解するようになるので、
「お風呂入ろうね」と言うと、お風呂の方に走って行ったり、「おむつ替えようね」と言うと、おむつを手渡してくれたりするようになります。
言葉と行動がちゃんと結びついていると言うことですね。
最後に
「赤ちゃんにたくさん話しかけてあげて」
と言われると、四六時中話さなないといけない!と気負いするかもしれませんが、赤ちゃんへの声がけは、日常的なごく普通の言葉で大丈夫です。
大切なのは、赤ちゃんの興味に合わせて適切な言葉をかけてあげること。
四六時中でなくても、日々の生活をしていく中での会話で大丈夫。
それと、ママがストレスを感じることなく楽しんで赤ちゃんと言葉のやり取りをすることが大切です。
普段お世話をしている時や、気づいた時に話しかけてみてはいかがでしょうか。
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