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赤ちゃんを抱っこやおっぱいで寝かしつけると、布団に置いた瞬間背中スイッチON!
夜泣きと抱っこでママもヘトヘトになってしまいますよね….。
そんな時は、「ねんねトレーニング」はいかがですか?
一度ねんねトレーニングで上手な眠り方を習得すると、夜中起きてもモゾモゾと自分でまた眠りにつきます。
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コンテンツ
赤ちゃんはなぜ夜泣きするのか
眠りが浅くて短い
人は眠っている時、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返します。
大人はレム睡眠(浅い眠り)は20%ぐらいですが、1歳半くらいまでは半分以上の時間はレム睡眠なので、何度もレム睡眠が来て目を覚ましやすくなるのです。
体内時計が未完成
生まれて間もない赤ちゃんは昼夜に関係なく寝たり起きたりを繰り返します。
「昼間は明るいところで過ごす」「夜は暗いところで過ごす」と生活をしているうちに、体内時計が育ってきます。
でも、夜でも明々とした電気の下で過ごしていると、うまく体内時計が育たず夜中に起きてしまうんです。
関連記事>>>夜泣きしない寝かしつけのコツ!赤ちゃんがぐっすり眠る睡眠環境6つ
寝入った時と起きた時の状況が違う
夜中目を覚ましても夜泣きしないでまた自分の力で睡眠サイクルに入れる赤ちゃんも居ます。
夜泣きする赤ちゃんとの違いは、「寝入る時の状況」
抱っこやおっぱいで寝かしつけている赤ちゃんは、夜中目を覚ました時にお布団の上にいることにびっくりして「寝入った時と状況が違うじゃないか!」と、驚いてしまうのです。
ねんねトレーニングの進め方
ここでは、赤ちゃんに負担の少ない「ゆる〜いねんトレ」をご紹介しています。
始めて即効果の出る「ガチねんトレ」と違って、効果が出るまでに時間がかかる場合があります。
まずは赤ちゃんの状態をチェック!
まず部屋を暗くする前に、赤ちゃんの状態をしっかり観察しましょう。
- 体は汗ばんでいないか
- 鼻は詰まっていないか
- お腹は張ってないか
- オムツは濡れてないか
寝入る前に布団に下ろす
抱っこやおっぱいで赤ちゃんがウトウトし始めると、赤ちゃんをそっと布団に下ろします。
ここでポイントになるのが、寝入る前に布団に下ろす事。
夜泣きを解決するには、「一人で眠りに入る練習」が必要なのです。
まだ寝入っていないうちに布団におろすと背中スイッチがオンになって泣き叫ぶかもしれません。や、高確率で泣き叫びます。でもすぐには抱き上げず、寝かせたままぎゅっと抱きしめたり、トントンして下さい。
しばらく様子を見て泣き方が激しいようなら抱きあげて、またウトウトしたら布団に寝かせます。
何度も繰り返すと、何度目かで布団に寝かせても泣かずに眠りにつくはずです。
生後すぐに始めると、6か月頃には朝まで続けて眠れるようになります。
ちなみにうちの娘は生後すぐにねんトレを始めて、2か月頃には夜まとまって寝るようになりました。
夜は明るい電気を見せないようにしていた事もあってか、暗くなったら眠くなります。
泣いてもすぐに抱っこしない
赤ちゃんが泣くとすぐに抱っこしてしまいますが、これが習慣化すると、赤ちゃんは「泣いたら抱っこしてもらえる。機嫌よくしてるとほっておかれるからたくさん泣かなきゃ」と考えるようになります。
ここで注意したいのが、赤ちゃんが泣いているのに放っておくのはNG!
泣いたら「なぁに?」と声をかけてあげて、暑すぎたり寒すぎたりしないか、具合が悪そうじゃないか、よく観察してあげてください。
また、夜泣きが始まったらトントンしてあげながら「大丈夫だよ。」と声をかけて安心させてあげることも大切。
ねんトレは上手な眠り方を教えてあげる事
「ねんトレは気になるけど、やっぱり泣いている子供が可哀想!」と感じるママは、こちらの本を読んでみてはいかがでしょうか。
「上手な眠り方を教えるのは親の仕事。手洗いや歯磨きを教える事と全く同じ。」
この本では上手な眠り方を教えるために、泣いてもすぐにあやさずまずは様子を見ることをすすめています。
生まれたばかりの赤ちゃんは上手に寝入る方法を知りません。
なので、眠いけど眠れなくて赤ちゃんも困っているんです。
ねんトレは赤ちゃんが親の助けなしに寝るための練習。
ママはそんな赤ちゃんの手助けをしていると考えてみてはいかがでしょうか?
ねんトレは本当に必要?
抱っこやおっぱいで寝かせるのをやめると当然赤ちゃんは泣き叫びます。
泣き叫ぶ姿を見るとかわいそうで早く抱き上げたくなりますよね。
「ここまでしてねんトレする必要はあるのか?」と、疑問を持つかもしれません。
上手に眠る方法を教えるのが親の役目だったとしても、ねんトレはママにとっても赤ちゃんにとってもつらい事でもありますよね。
ねんトレするか迷った時はまず、「どのくらい困っているのか」を考えてみると良いかもしれません。
解決志向ブリーフセラピーという心理療法で、
「うまく行っている事は変えずにそのまま続けましょう。うまく行っていないのなら今までとは違うことをしましょう。」
という考え方があります。
自分はこれくらい平気なのか、本当はつらいのか、自分の正直な気持ちに向き合って考えてみてくださいね。
最後に
ねんトレをしたことによる一番の変化は「よく食べるようになること」
ママの変化は、心が軽くなって笑顔が増える事だと思います。
実際私は、子供がよく寝る子に育って精神的にかなり楽になりました。
子育てをしていく上で大切なのは、ママの心の健康なんじゃないかなと思っています。
無理のない範囲で、ゆる〜くねんトレ始めてみませんか?