生後5か月の娘を連れて実家に帰省した時、家に入ったとたん火がついたように泣き出した娘。
こんなにギャン泣きする姿は見たことがなかったので旦那も私もびっくりしました。
これが後に知ることになる、「場所見知り」
それ以降、旅行中立ち寄ったトイレでおむつ替えをしようとすると不安そうにまわりを見ながら泣き出したり、知らないところに寝かされると場所見知りが発動するようになりました。
場所見知りする原因と場所見知りをした時の対処法などお伝えしていきます。
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場所見知りとは
場所見知りとは、知らない場所に不安を感じて泣いたりする事。
人見知りと同じ頃に場所見知りが始まる子も。
場所見知りの程度は、何度同じ場所に行っても大泣きする子もいれば、慣れてくると泣かなくなったり、すぐに泣きやんだりする子も居て、個人差があります。
場所見知りをする原因
場所見知りが始まる生後6か月頃は、赤ちゃんがよく知っている場所を記憶できるようになります。
そのため、知らない場所を見分けて、場所見知りをするように。
また、赤ちゃんはママの表情や気持ちを敏感に感じ取ります。
「初めての場所だけど大丈夫かな?」
と、ママが不安そうにしていると、赤ちゃんも不安感が強くなってしまいます。
いつからいつまで?
場所見知りが始まるのは生後6か月頃からが多いですが、中には生後2か月頃から始まる子も。
逆に全く場所見知りをしない子も居るので、個人差があります。
場所見知りは、幼稚園に入園する前まで続くという子も多く居ます。
意外と長くてママはお出かけのたびに憂鬱になってしまうかもしれませんね……。
場所見知りはママと一定の時間離れて生活する事で落ち着いてくるので、保育園に入る時期が早い子ほど場所見知りが終わる時期も早かったりします。
場所見知りしやすい子
観察力が高くて、慎重な子ほど場所見知りしやすい傾向にあります。
観察力が高くて慎重な子は、周りをよく観察できる分、いつもとの違いを敏感に感じ取りやすい気質なのです。
場所見知りをやわらげる方法
場所見知りをしてギャン泣きしてしまった子を落ち着かせるには、やっぱりママの愛情が大切。
具体的には、子供を安心させるためにママの顔を子供のすぐ近くまで近づけて見つめてあげましょう。
知らない場所ばかり目に入って不安になっていた子供は、ママの顔だけを見るようになり安心します。
また、ママが楽しそうにふるまっていたら自然と子供も楽しい気持ちになり、周囲の環境への不安もやわらいでいきますよ。
その他にも、お散歩に連れて行ってあげる事で外の音や刺激に少しずつ慣れてきます。
大きな音や聞き慣れない音に敏感な子は、短時間ずつでもお外に連れて行ってあげるのも◎
場所見知りを直すために、泣いている子供を無理やり連れて行くのはNG!
無理に慣れさせようとするとかえって不安は大きくなってしまいます。
大切なのは、徐々に慣れさせていく事。
ママが笑顔で優しく声をかけながら子供を安心させてあげてくださいね。
最後に
場所見知りが始まるとなかなか落ち着いてお出かけが出来ないかもしれませんが、赤ちゃんや乳児、幼児は特にママの表情によって感情を左右されます。
泣いてる子供をさらに不安にさせないためにも、ママは優しく話しかけてあげて落ち着かせてあげてくださいね。
場所見知りするようになったのは成長の証!と、前向きに捉えて、これも大切な成長過程なんだと思って見守ってあげるようにしましょう。