生後1〜2か月になると、外気浴をさせたり昼夜の区別のある生活を始めたりと、少しずつ生活習慣づけをしていく時期。
でもまだまだ寝てる時間の方が多いけど、この時期の赤ちゃんのお世話と生活習慣はどんな感じなのかご紹介するので参考にしてみてくださいね。
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1〜2か月のお世話と生活習慣づけ
外気浴をさせる
1か月検診で問題がなければ、少しずつ外気浴を始めてみて。
紫外線への抵抗力や、体温調節機能が徐々に発達してくるこの時期は、屋内と屋外の温度差に少しずつ慣れる事が大事。
始め方
- 部屋の窓を開けて、赤ちゃんを抱っこして外気に触れさせてあげる
- 慣れてくると、過ごしやすい時間帯に5分ほど外へ出る
- 徐々に時間を延ばし、1日1回30分以内を目安に外気浴する
昼夜の区別をつける
昼夜の区別のある生活を作ってあげる事で、昼間は活動して、夜は眠るという生活リズムが整いやすくなります。
赤ちゃんの体、脳の健やかな生活を促すための生活の土台づくりになりますよ。
始め方
- 朝は7時〜8時にカーテンを開け、朝日を浴びさせる
- 夜はカーテンを閉め、照明を暗くして静かな環境を作る
- 寝るタイミングは赤ちゃんのペースに合わせてOK
うまくいかない時は?
遮光カーテンをつけたり、仕切りを設けるなどして赤ちゃんが眠る部屋の光をコントロールしてあげて。
赤ちゃんの睡眠環境の作り方の詳細は夜泣きしない寝かしつけのコツ!赤ちゃんがぐっすり眠る睡眠環境6つをご覧ください。
大人と一緒の浴槽に入る
1か月頃になると、雑菌などへの抵抗力がついてきます。
1か月検診で問題がなければベビーバスは卒業してOK!
お風呂タイムは赤ちゃんとのスキンシップタイムでもあります。
赤ちゃんとお風呂タイムを楽しんで♪
ポイント
- 温度設定は夏で37〜38℃程度、冬で38〜40℃程度にする
- お湯につかる時間は、ねんね期で約1分、おすわり以降は約5分以内。
車や電車、バスに乗せる
里帰り出産のママと赤ちゃんの場合、自宅に帰る手段として電車やバス、飛行機を利用する場合も多いんじゃないでしょうか。
1か月検診で問題がなければ公共交通機関に乗せてもOK!
赤ちゃんの体調に合わせて、時間にゆとりをもって行動して。
ポイント
- 混雑する時間は避ける。
- 座席に座れそうなら座って、抱っこ紐を使って赤ちゃんの首と体をしっかり支える。
- ベビーカーのキャスターはストッパーで固定するなど、ルールを守る。
飛行機の場合、レジャー目的での国際線搭乗は8〜9か月頃が安心。
また、長時間移動が多いフェリーは赤ちゃんには不向き。
やむを得ない場合は個室を予約して。
おむつ事情
紙おむつを新生児用からSサイズに変更するタイミングは、体格が普通なら1か月頃が目安。
Sサイズの適応体重は4〜8kg程度なので、赤ちゃんの成長に合わせて選んであげて。
服の選び方
体を動かすと生地が突っ張る、ひもが結びにくい、スナップがとめにくいなぁ〜と感じたら、衣類を60にサイズアップさせて。
赤ちゃんが動きやすくなりますよ♪
成長速度が速いこの時期、少し大きめを選んで、すそや袖をひと折させて着せても◎
最後に
1〜2か月の赤ちゃんのお世話と生活習慣をご紹介しましたが、この時期が来たら絶対にこうしなくちゃいけない!というものではなく、これはあくまでも目安。
大切なことは、赤ちゃんの成長に合わせて時期を見極めること。
電車などを使ったお出かけも、大きなお風呂も赤ちゃんにとっては初めてのこと。
怖がるようなら少し様子を見てあげて、あせらず少しずつ生活習慣化していってあげてくださいね。