産後は赤ちゃんのお世話に家事に、忙しい毎日を過ごしていました。
そしてふと鏡を見てみると、

あれ?私めっちゃ猫背じゃない!?
授乳の時いつも前かがみの姿勢になってるせいなのか、気が付くと立派な猫背になってました!
猫背は見た目年齢を上げてしまうだけでなく、体に様々な不調をきたしてしまうんだとか・・・。
産後に猫背になった理由を私なりに分析して、改善する方法を探してみました。
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産後猫背になった理由
産後に猫背になりやすい理由を考えてみたところ、
- 授乳時やベビーカーを押す時など、前傾姿勢になる機会が多い
- 腹筋が弱って力が入りにくい
この2つが原因だと思われます。
特に、授乳の時やベビーカーを押す時はガッツリ前傾姿勢ですね。。
産後は運動不足にならないためにも、なるべく毎日お散歩に行くようにしていました。
その結果、ずっと手を前にしてベビーカーを押しているので、ある日ガラスに映った自分の姿を見てびっくりした事があります。

歩く姿がまるでおばあちゃん!
自分の想像では、スッとまっすぐ歩いていたつもりだったんですが、実際は手押し車を押すおばあちゃんのように前傾姿勢になっていたんです。
それ以降、意識して背筋をピンッと伸ばして歩くように心がけるようにしました。
猫背が引き起こす体の不調
産後1年以上経った今でも、体で気になる部分があります。
それは、ぽっこりお腹。
体重は妊娠前に戻ったんですが、ぽっこりお腹がどうしても戻りません。
調べてみたところ、その原因はまたしても猫背にあったのです。。
猫背の姿勢は肋骨を歪めて肺を下に下げて臓器を圧迫するために下腹がぽっこり出る原因となるそう。
又、猫背の人は姿勢が綺麗な人と比べて基礎代謝が1.2~1.5倍低く、結果、太りやすくなるんだとか。
それだけではなく、肩こりや頭痛、腰痛、内臓の機能低下による便秘や下痢など様々な不調につながるので、気を付ける必要がありますね。
猫背は老けて見える?
「猫背の姿勢は実年齢より5歳も老けて見える」と言う噂をご存知でしょうか?
私もその話を聞いて青ざめたんですが、猫背の姿勢はリンパの流れが悪くなってしまうそうです。
リンパの流れが悪くなると皮膚の下に老廃物が滞り脂肪として蓄積され、老けて見えるたるみ顔の原因になるんだとか!

猫背は女性にとって悪い事ばっかり・・・
実際、顔のたるみも気になっていたんですが、年齢的なこともあるのかな?と思ってました。
その原因は猫背にもあると分かれば、美しい姿勢をキープして、たるみの改善に繋げていきたいですね。

見た目的にも背筋がぴんと伸びているだけで活発で若々しく見えますよね
猫背を治す方法
ではどうやって猫背をなおすのか?
猫背の人の共通点は肩が内側に丸まっている事が挙げられます。正しい姿勢で、内側に入っている肩を自然に広げ、正しい姿勢に戻していくことを目標に、まずは正しい座り方と歩き方をマスターすることから始めたいと思います。
正しい座り方
正しい座り方をする上で重要な事は、坐骨で座る事。
坐骨が椅子の座面に当たるようにして座ります。
この時骨盤を意識して立てるようにし、猫背にならないように注意。
また、スマホを見ている時にも、無意識に猫背で首が前に出てしまっている事が多かったので、スッと背中を伸ばすように意識するように心がけました。
ついつい猫背になりがちな場合、猫背サポーターを利用してみるのも良さそうです。
猫背を改善する歩き方
お散歩の時は、この歩き方を意識して歩くようにしました。
- 骨盤を地面に対し垂直にし、胸を張らないように立ちます。
- みぞおちと下腹部に手を当て、みぞおちの奥から足をまっすぐ出します。
※下腹部に当てた手が前に出ないよう意識して、みぞおちと下腹部はまっすぐに。 - 前足はかかとから着き、後ろ足は親指でしっかり蹴りだすことを意識して歩きます。
慣れるまではついつい猫背になりがちですが、慣れると意識しなくても良い姿勢で歩けるようになってきました。
おわりに
猫背の矯正は、慣れるまではすぐに猫背に戻ってしまいますよね。
私も、以前より猫背で居る時間は減ったものの、気がつくと「あ、また前傾姿勢になってる」と、慌てて背筋をピンッと直します(^^;
でも姿勢を正すと適度に筋肉がつき、基礎代謝も上がるため体には良いことばかり!
体の不調や顔のたるみを防ぐだけでなく、姿勢を正すと自然と気持ちも前向きになり、表情も若々しく見えるものです。
家事や子育てに忙しい時も、座り方、歩き方を意識して、少しずつ猫背を改善していきたいと思います。