妊娠線は、一度できると消えないと言われています。
妊娠線を作らないためにも、妊娠線クリーム選びは妊婦さんにとって、とても重要。
妊娠線クリームを選ぶ際に特に重要なのは、安全性と、妊娠線の予防効果。
この記事では、実際に私がありとあらゆる妊娠線クリームを使ってきて、「これは良かった!」と思うものをランキング形式でご紹介します。
コンテンツ
妊娠線ができるメカニズム
妊娠線とは、妊娠中期〜後期にかけてお腹や胸、太ももなどに出来る赤みを帯びた線のこと。
この赤みを帯びた線は、肌の奥にある真皮・皮下組織が割れて亀裂が入ってしまった状態です。

妊娠線が出来る原因は、急激な皮膚の伸び。
皮膚の表面は、急激な皮膚の伸びに対応することが出来ますが、肌の奥にある皮下組織は急激な伸びに耐えられません。
その結果、真皮に亀裂が入ってしまうのです。
妊娠線のできるメカニズムはこうですが、人によっては妊娠線が全くできない人も居ますよね?
妊娠線ができやすい人、できにくい人の差は、皮膚の伸びやすさの違いも関係しているようです。
皮膚の伸びやすさは、遺伝もあるので、母親が妊娠線ができやすいと、その子供もできやすかったり・・・といったこともあるようです。

ちなみに私は、残念ながら妊娠線ができやすい家系のようです・・・
私のように皮膚が伸びにくく、妊娠線ができるリスクが高い人は、人一倍妊娠線ケアに力を入れる必要があります。
妊娠線ケアを始めるタイミング
妊娠線を予防するには、肌を柔軟な状態にしておく事が大切。
そのためにも、お腹が大きくなる前の、妊娠初期からケアを始めることが理想的です。
肌と油分のバランスを整えながら、肌のうるおいをキープするようにすれば、肌に弾力が増して真皮層に亀裂が入りにくくなります。
遅くても安定期頃までにはケアを始めるようにしましょう。
妊娠線クリーム選びで失敗しないためのポイント4つ
安全性
妊娠線クリームを選ぶ際に一番重要なのが、刺激成分を極力使用しておらず、安全な成分の物であること。
特に、「合成成分」「石油系成分」「パラベン」を使用しているものは避けるようにしましょう。
石油系合成界面活性剤や、鉱物油は肌バリアを低下させてしまいます。
また、保存料「パラベン」は、長期間使用する事で経皮吸収されやすいと言われているので、避けるのがベスト。
オーガニックのものや、刺激成分を極力排除したものを選ぶようにしましょう。
保湿効果
妊娠線を予防するには、肌にたっぷりとうるおいを与える事が大切です。
肌の乾燥を防ぐために、ヒアルロン酸やコラーゲンなど、保湿効果の高い成分が入っているものを選ぶのもポイント。
長時間保湿効果が持続するものだと、こまめに塗り直す必要が無いので、忙しい時に重宝します。
肌への刺激
妊娠中は、ホルモンのバランスにより妊娠前より肌が敏感な状態。
妊娠前は大丈夫だったクリームも、妊娠中に使用したらピリピリしたり、かゆみが出た…!なんて事も。
実際に、私も妊娠前はクリームが原因で肌にトラブルを起こしたことは無かったんですが、妊娠中はお腹全体のかゆみに悩まされました。
お腹がかゆいからとかいていると、それが刺激になって妊娠線ができてしまうことも。
妊娠中は、肌への刺激が少ないものを選ぶようにしましょう。
香り
妊娠中は、ホルモンバランスの変化によってにおいに敏感になる人が多い時期。
特につわり中は、ちょっとしたにおいでも気持ち悪くなってしまう事があります。
妊娠線クリームはつわり中でも使えるように、無香料、もしくは、微香の物を選びましょう。

柑橘系の香りは匂いつわりが起きにくいと言われているよ
妊娠線クリームランキング
4位 オーガニックマドンナ
水を使わず、オーガニック成分を95%配合した、妊娠中の肌にやさしいクリームが特徴。
シルクのようになめらかな使い心地なので、肌にすーっと広がり、うるおいが続きます。
香りは天然アロマの柑橘系の香り。
合成香料を一切使用していないので、生まれたての赤ちゃんにも使えるほど、やさしい成分で出来ています。
ただ、私的に若干保湿力が足りないかな?といった印象。
関連記事:妊娠線対策にオーガニックマドンナは効果なし?本音でレビュー
税込価格 | 3,520円(税込) |
内容量 | 140ml |
10gあたり | 251円 |
備考 | 無着色・無香料・パラベンフリー |
口コミ
妊娠線予防に購入しました。3ヶ月頃から出産前まで使用し、全く妊娠線できませんでした。
高めだけど買って良かったです。
3位 ナチュラルマーククリーム
ナチュラルマーククリームは、助産師さんと、ママの声によって生まれました。
肌にしっかりうるおいを与える「うるおいサポート成分」と、クリームの伸びをよくする「弾力・柔軟サポート成分」を配合。肌荒れを防ぎながら、弾力のあるうるおい肌へと導いてくれます。
妊娠線クリームの中では、コスパが良い部類なのは嬉しい反面、残念ながらこれで妊娠線を予防することはできませんでした。。
産後、残ったクリームを赤ちゃんにも使えたので、保湿クリームとしては良いと思います。
関連記事:【口コミ】ママ&キッズ ナチュラルマーククリームで妊娠線は予防できない?
税込価格 | 2,970円(税込) |
内容量 | 150g |
10gあたり | 198円 |
備考 | 無香料・無着色・低刺激処方 |
口コミ
自分が妊娠中使って妊娠線が出なかったので、知人にプレゼント用に購入しました。相手にも喜んで頂けました。
2位 BRLTA(ベルタ)妊娠線クリーム

高品質な美容成分、スーパーヒアルロン酸、プラセンタ、コラーゲンの他に、皮膚に弾力を与えてくれる、シラノール誘導体も配合されています。
また、5種類のアミノ酸とビタミンは、肌に浸透しやすいものを使用しているので、しっかりとうるおいを与えながらお肌をケアしてくれます。
妊娠線予防へ高い効果が期待できる反面、値段が高いのがネック。
初回はワンコインで試せるので、自分に合うかどうか試してみるのもあり◎
税込価格 | 6,980円 |
内容量 | 120g |
10gあたり | 582円 |
備考 | 送料無料、初回500円、2回目以降4,980円 |
口コミ
お値段が高級なので購入するときは迷いましたが、確かに妊娠線ができなかったです。妊娠中期~後期でちょうど一本使い終わりました。優しい香りで、クリームの伸びも良かったです。
1位 ノコア

「できてしまった妊娠線のケアといえばノコア!」というくらい有名なクリーム。
私もノコアのおかげで、できてしまった妊娠線が薄くなりました。
ノコアには最新型のビタミンC誘導体が含まれていて、皮膚の角質層までしっかりと成分が浸透して、肌のキメを整えて肌に弾力を与えてくれます。
なので妊娠線予防としてもとても優秀。
私は妊娠線ができてから使い始めましたが、もっと早く使っておけば良かったと後悔しています。。
妊娠線ケアへの効果は抜群に良いですが、値段が少し高いのがネック。
関連記事:ノコアで妊娠線が消えたって本当?4か月間使ってみて効果を徹底検証
価格 | 6,463円(税込) |
内容量 | 150g |
10gあたり | 431円 |
備考 | 初回、4,528円相当のブースターオイル無料プレゼント中 |
口コミ
妻の要望で購入。現在3本目を購入しています。
妊娠中は別メーカーのオイルを使用していて、8カ月頃まで妊娠線は出来なかったのですが、出産間近になってから一気に妊娠線が出来てしまいました。産後に藁にも縋る思いでノコアクリームを使い始めたところ、段々と少しずつですが確実に、妊娠線は薄くなってきています。もう1年と少し使い続けておりますが、線はほとんど気にならないレベルです。
妊娠線クリームを使う時のポイント
優秀な妊娠線クリームも、使い方を誤ると効果は低くなってしまいます。
妊娠線クリームを塗り方
- 手のひらでクリームをたっぷりと、お腹全体になじませる
- お腹の下から上へ優しくマッサージしたら、上から下へ優しくなでる
- お腹の中心から外へなじませる
妊娠線クリームはたっぷり塗るべし
少ない量のクリームでケアしていても、妊娠線クリームの効果をじゅうぶんに発揮させることができません。
そうすると、「毎日妊娠線クリームを塗っていたのに妊娠線ができてしまった!」なんて事も。
また、少ない量で塗り広げることで摩擦が起こり、肌にとっては刺激になってしまいます。
妊娠線クリームの効果を最大限に発揮させるには、たっぷり塗る事が大切です。
下腹部も忘れないで!
お腹が大きくなってくると、下腹部が見えにくくなってきます。
そうすると、妊娠線クリームを塗るのもついつい忘れがち。
産後お腹がしぼんだ後に下腹部の妊娠線に気がついた!って人も意外と多いんです。
見えにくい下腹部は、鏡で確認しながら塗るようにして、塗り残しがないようにするようにしましょう。
家族が協力してくれそうなら、塗るのを手伝ってもらうのもアリです◎
おわりに
妊娠線クリームは、肌の奥までうるおいが届く、保湿力の高いものを選ぶのがポイント。それを毎日、たっぷりと塗り続けることで、高い効果を発揮してくれます。
毎日無理なく続けるには、コスパが良くて、妊娠線に効果的な成分が配合されているクリームを選ぶのも重要。
しっかりと妊娠線をケアして、キレイなお腹で出産を迎えましょうね。